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AWS Route 53 での SPF 設定方法

Route 53 のホストゾーンに SPF レコードを追加し、メールプロバイダーがあなたの本物のメールと偽装を見分けられるようにします。

なぜこれがビジネスにとって重要なのか

SPF(Sender Policy Framework)は、あなたの名前でメールを送信してよいメールサーバーを列挙した、DNS 上の短い宣言です。あなたを名乗るメッセージを受け取ると、相手のメールプロバイダーはその一覧を照合します。送信元サーバーが一覧に無ければ、そのメッセージは怪しく見え、迷惑メールに振り分けられるか、ブロックされます。

平たく言えば、SPF は自社をメールで詐称することを難しくし、正規メールを迷惑メールフォルダではなく受信トレイに届けやすくします。レコードは 1 つ、無料で、数分で済みます。

始める前に:本当に Route 53 が自社の DNS を運用していますか?

多くの人がつまずくのがこの段階です。DNS レコードは、Route 53 が自社ドメインの DNS 問い合わせに応答している場合にのみ機能します。

Route 53 は DNS ホストであって、メールボックスのプロバイダーではありません — DNS には応答しますが、受信トレイは運用しません。ここで重要なのは 2 点です:

まず 1 つの事実を確認:誰があなたのメールを送信していますか?

SPF には、自社ドメインのメールを送信するすべてのサービスを記載しなければなりません。よくある例は Google Workspace、Microsoft 365、あるいはメールボックスをホストしているプロバイダーです。各社は SPF レコードに入れる値を公開しています(Google なら include:_spf.google.com、Microsoft 365 なら include:spf.protection.outlook.com のような形が多い)。正確な値はメールプロバイダー自身のヘルプページで確認してください — そこが正しく書かなければならない部分です。

Amazon SES(Amazon 自身のメール送信サービス)経由で送信する場合、SES は既定で別の仕組みを使い、SES の SPF は任意です — ただし SES でカスタム MAIL FROM ドメインを設定している場合は、それに関する SES の正確な手順に従ってください。SES は Route 53 とは別のサービスです。Route 53 は DNS レコードを保存するだけです。

Route 53 での手順

  1. AWS コンソールにサインインし、Route 53 を開きます。
  2. 左メニューで Hosted zones を選び、自社ドメインの名前をクリックします。
  3. Create record をクリックします。
  4. ルーティングポリシーのオプションが並ぶウィザードが表示された場合は、シンプルなフォームに切り替えます(Quick create record を探します)— SPF に高度なルーティングは不要です。
  5. Record name 欄は空のままにします。空の名前は「ドメイン自体」を意味します。コンソールは欄の横に自社ドメインを表示するので、再入力する必要はありません。
  6. Record typeTXT に設定します。
  7. Value 欄に、SPF テキストを二重引用符で囲んで入力します: "v=spf1 include:_spf.google.com ~all" include: の部分は、実際のメールプロバイダーが指定する値に置き換えてください。Route 53 では囲みの引用符が必須です — 下記の落とし穴を参照してください。
  8. TTL は既定のまま(300 秒で問題ありません)にします。
  9. Create records をクリックします。

Route 53 で人がよく間違える落とし穴

動作確認

レコードを保存し、反映まで少し時間を置いたら、このサイトの無料チェックで確認してください。SPF レコードが存在し正しく構成されているかを、平易な言葉で教えてくれます。

完了しましたか? ドメインを無料でチェック して、正しく反映されたか確認しましょう。34項目すべてにわたる総合評価も見られます。